大規模な建築物・建造物を建築する上で、現代の土木設計に欠かすことのできないツールなのが「CAD」と呼ばれるソフトウェアです。そもそもCADは、機械などの製図に用いられていた製図支援ソフトで、技術の進歩とともに幅広い業界に役立てられるようになりました。建築業界で導入されているのは、「建築用CAD」「建築設備用CAD」「土木用CAD」と呼ばれる種類のもので、特に土木設計技術者は「土木用CAD」を駆使して、任された建築物・建造物の設計・製図にあたります。
土木設計技術者にとって、CADは日々の仕事に欠かせないソフトとなっており、これまで時間がかかっていた図面修正や構造計算、シミュレーションから図面管理までが一元管理できる点では現代の技術者の片腕と言ってもよい存在です。製図に関わる時間を大幅に短縮した結果、事前調査などの周辺業務への時間配分に余裕を持つことが可能となります。ただ、CADを効率的に操るためには、一定レベルの操作スキルが必要となるので、ソフトに関する基本知識を備えておくようにしましょう。